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【THE救難食糧ER】軽量コンパクトな非常食 評価・レビュー

救難食糧ERのアイキャッチ

非常用食料「THE 救難食糧 ER」とは?

THE救難食糧ERとは1965年、運輸省船舶局(現・国土交通省海事局)からの依頼で萬有栄養が開発し、販売している救命食糧(災害用の備蓄食糧)です。

自衛隊の救命食糧としても利用されており、今回購入したTHE救難食糧ERは民間向けとなります。

原材料ビスケット(小麦を含む)(国内製造)、ピーナッツ粉、砂糖、食用植物油、脱脂粉乳
内容量168g(56g×3)
賞味期限5年半
保存方法直射日光を避け常温で保存
アレルギー表示対象品目小麦、落花生、乳
栄養成分表示 1個(56g)あたり
エネルギー274kcal
たんぱく質5.5g
脂質10.9g
炭水化物38.4g
食塩相当量25.8mg
萬有栄養HPより

THE 救難食糧 ERのレビュー

Amazonで2023年5月の頭に購入して、届いたのは2028年4月までの物でした。

だいたい5年なので許容範囲内です。

パッケージ

THE 救難食糧 ERの個包装

箱を開けると個包装で、光沢のある紺青色のプラスチック容器に真空パックされています。高級感がありますね。

サイズは5.6cm x 4.8cm x 1.2cmの56gと軽量コンパクトなので、カバンやポケットに入れても邪魔になりません。

個包装を第2関節でノックすると「コン」と「トン」の中間の結構固そうな音がします。

左右にノッチ加工(切り込み)がされているので、綺麗に開封することができるでしょう。

食感や味は?

開封するとほのかなピーナッツの香りが広がります。

手で触った感じでは硬い印象ですが、噛めばあっさりと崩れました。

断面を見てみると表面の1mmが固められているようです。これにより硬さと崩れやすさを両立させているのでしょう。

THE 救難食糧 ERの断面

味は和菓子を彷彿とさせる上品な甘さがあり、ピーナッツの風味を感じ取れます。

口当たりはきな粉っぽさがありますね。

個人的にはかなり好きな味で、毎日のおやつに出ても嬉しいくらいです。

ただ、食べていると口の中の水分が持っていかれ、少々口の中にまとわりつく感じがするのがマイナスポイント。

何か飲み物がある状態で食べた方がいいでしょう。

他のパッケージ

今回購入した「THE 救難食糧 ER」以外にもデザインが存在しており、萬有栄養HPのQ&Aでその理由が語られています。

Q
どうしてデザインが2種類あるんですか?
A

お客様のお好みや用途に合わせて選んでいただけるように2種類ご用意しました。どちらも、従来の非常用食品のイメージとは異なる、暮らしになじむデザインを目指しました。

萬有栄養HPより

ヒジョウショクER

装飾のないデザインをしているTHE救難食糧ERのパッケージを変えただけの商品になります。

斜めストライプ柄にすることで「部屋の中に置いておける非常食としてパッケージング!」にしたとのこと。

部屋のデザインやレイアウトにもよりますが、このデザインなら部屋に置いてあっても悪目立ちすることはないでしょう。

ER SHELL

車載可能としたERになります。

直射日光さえ避ければ、高温下でも保存できるようになっています。ただ、賞味期限は5年と半年短くなっているので注意しましょう。

車内インテリアを邪魔しないデザイン性と揺れに対する強度を両立するために、外箱はスリーブ構造となっていて、中箱にグレーの段ボールが使用されています。

外見がシンプルで石のようなテクスチャをしているので頑丈なイメージがありますね。

ER PLUS メープル味

メープル味になり、保存期間が7年THE救難食糧ERよりも1年半長い商品。

アーモンド以外のアレルギー特定原材料等27品目を使っていないのが特徴です。

ER PLUS ココナッツ味

ココナッツ味になり、保存期間が7年THE救難食糧ERよりも1年半長い商品。

アレルギー特定原材料等28品目を使っていないのが特徴です。

総評

軽くて場所を取らないのがいいですね。出先での非常事態に備えることができます。

1食で茶碗1杯ちょっとのカロリーを摂取することができるため、甘味による精神安定エネルギー源確保をすることが可能。

普通に美味しかったので、非常食としても日常のおやつとしてもおすすめです。

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